この週末は末っ子と城山に散歩にでかけました。

 

いつもはついてきてくれませんが、下の子は定期的にトカゲ、ヤモリが欲しくなり、捕まえに行くのに付き合わされます。

 

トカゲは石垣に多くいる印象で、今回はロープウェイ乗り場周囲の石垣がご所望でした。

 

 

少し距離があるので、こちらには散歩であまり来ることはありませんが、非常に雰囲気があり気持ちのいいところです。

 

大きな木に覆われた門があり、そこを超えると鳥居まで長い階段が続く。

 

夏などにここでセミの声を聴いていると、映画の中の世界に入り込んだような気がします。

 

「神社にいるヤモリは守り神だから持って帰ったらいかんのよ」

 

 

と子供が言います。　なるほど。　ヤモリは漢字で「守宮」「家守」と書きます。

 

家に福を呼ぶとか、子宝に恵まれるとか演技のいい生物だと聞いたことがあります。

 

 

 

去年のことですが、突然子供が「ヤモリが欲しい、どうしても明日までに」と言い出したことがあります。

 

 

さすがにそれは無理よと言いながら、どうしても捕まえたいというので、仕事が終わった後にダメもとで病院の裏に探しに行ったことがあります。

すると奇跡的にうちの壁に張り付くヤモリを見つけました！

 

子ども僕も、すごい、まさか本当にいるとは！と大興奮しました。

 

必死で捕まえて、虫かごに入れた時の嬉しそうな顔をよく覚えています。

 

 

うちの守り神かもしれんな～、大事にしようね、などと話をしていました。

 

 

 

しかしその翌日、ヤモリはカブトムシの幼虫になって帰ってきました。

 

 

 

どうやら子供が友人から、ヤモリを持ってきたらカブト虫の幼虫と交換してやる、といわれたようでした。

 

それでどうしても手に入れたかったのね。

 

 

あれ？うちの守り神は？と思いましたが、子供ってそんなもんですわ。

 

 

 

 

今回の散歩では、もちろんそんなに都合よくトカゲは見つからず。

 

 

これからしばらく週末はヤモリやカナヘビを探す旅に出ることになりそうです。