耳に違和感を感じるときは耳鼻科、咳込みが続く時には内科…など、体の不調に合わせて私たちは割とためらうことなく病院やクリニックを受診します。それは日本の健康保険制度の恩恵でもありますが、通院しやすい理由には、診察に羞恥心や痛みを伴わないということもあるかもしれません。

　婦人科は他の科に比べると、「恥ずかしい」「痛いかも」という不安が頭をよぎります。がん検診や、生理の悩み、性感染症、不妊・妊娠の不安、更年期の不調…と、婦人科を受診したいと思うきっかけや症状はあるのに、受診を少し躊躇（ちゅうちょ）してしまうことがありませんか？

　かくいう私も婦人科の診察を受けるのは、今でも少し勇気がいります。女性の健康のための大切な診療科なのに、婦人科を気軽に受診できる患者さんは多くはないような気がします。

　なので勇気を出して当院を受診してくれた患者さんには、痛みは最小限に、そして不安が安心にかわるような診察をしたいと思っています。

　また、患者さんと私たちがお互い信頼関係が築けたならば、婦人科かかりつけ医としてその後もサポートし続けられるとうれしいです。

参照HP：(株)エムティーアイ　ルナルナHPより資料を使用させていただきました.