卒業
1月も終わろうとしています。
年明け早々は発熱外来の数が異常に多くてどうなることかと思いましたが、なんとなくすーっと波が去っていきました。
最近は日に数人は熱で受診される方がいらっしゃる程度です。
ひま・・・・。
クリニックが暇なのはいいことなのですが辛い。
冬に暇ってどういうこと?大丈夫か?
もうすぐ卒業の季節です。学童ではお別れ発表会の練習が始まり、子供たちも春に向けて準備をしています。
僕も今年になって卒業したものがあります。
「週刊 少年ジャンプ」であります。
思えば父がクリニックをしているころに、待合室においてあるものを読み始め、40年近く読み続けてきました。
小さい頃、毎週月曜日は兄弟たちと取り合ってむさぼるように読んでいました。
順番決めで何回ケンカしたことか。
休刊の週などは本当に落ち込んだ覚えがあります。
なぜかマガジンやサンデーには拒否反応があり
今になって思えば、どちらも面白い名作ぞろいなのですが、なぜかジャンプだけを読み続けてきました。
非常にたくさんの名作にめぐりあい、漫画とともに育ってきました。
ドラゴンボール、魁 男塾、ろくでなしブルース、JOJOシリーズ、花の慶次、ジャングルの王者ターちゃん、珍游記、もんもんもん、ダイの大冒険、NARUTO
列挙すれば際限がありません。
ドラゴンボールなどは自分の子供たちも愛読しており、世代を超えて愛される素晴らしい作品だと思います。
若いころは何かやりとげた時の自分へのご褒美として、まんが喫茶の6時間コースにこもったりしていました。
ただやはり年を取るにつれ、なかなかゆっくりと読書をする時間もなく。
徐々に読むものが減ってきて。
最近は 僕のヒーローアカデミア、ワンピース、呪術廻戦 のみ読んでいました。
ヒーローアカデミア が終わり。
呪術廻戦 に難しくてついていけなくなり。
ワンピース もごちゃごちゃしてきて理解できなくなり。
この辺が潮時なのかな、と思ったわけです。
コンビニで立ち読みしているのを見られるって恥ずかしいのではないか、とも思いました。
そんな風に思えるようになった僕は、もう少年ジャンプを読む資格はないのだろうな、と思います。
漫画は日本が世界に誇る文化です。
教育にもいいと思います。
男塾で友情を学び、花の慶次で男のかっこよさを知り、ターちゃんでギャグを学び、JOJOでセンスを学び、電影少女でドキドキを感じ
僕の人格形成に大きな影響を与えてくれました。
子供たちもぜひいい作品に出会ってもらいたい。
最近の子供たちは、漫画も読みますが、アニメもよく見るようです。
僕の小学校の頃は夕方に「北斗の拳」の再放送がやっていました。今では考えられない、頭が膨れて 「ひでぶー」と言いながらはじけ飛ぶ過激な内容でした。
ふしぎの海のナディアも覚えているし、日曜名作劇場も欠かさず見ていました。
日曜の朝はキン肉マンだった気がする。
アニメ と言っても、僕らが子供のころのアニメとは少しテイストが違います。
絵のきれいさ、作り込みなど素晴らしい。
アニメだろ?そんなもの大人はみないぜ?
と言いながら子供と 鬼滅の刃 を見ましたが、度肝を抜かれました。
毎回映画のようなクオリテイー。正直びっくりしました。これは面白い。
声優さんになりたいと言う子供が増えるのも納得であります。
ただ一つ言わせていただくと、声優さんがあまりバラエティーなどに出てくると、最初は 「おー、こんな人なんだ。すごー」
と思いますが、次からアニメを見たときに、その声優さんの顔が浮かんでしまい入り込めない。
声優さんの人となりを知れるのは面白いですが、知らない方がよかったのかも。
これを非常に難しく感じました。
なんか落ちもなくダラダラと書いてしましました。
暇だから。
ちくしょう。