折れた歯の話
そうなんです。前歯が折れました。
抜けたわけではありません。
土曜日の夜に鮭とばをかじっていると、突然ポキッとおれました。
パキンッ! といって、急に噛めなくなり、なにごと?と思ってたら折れてました。
一瞬何が起こったのかわからず、呆然とするのみでうまくリアクションもとれませんでした。
しかしまあ、ついに来るべき時がきたか、というような感じです。
もともと学生の頃に、ラグビーの試合で負傷して半分抜けた歯でした。
今でも覚えていますが、相手チームがものすごくガラの悪い人たちでした。
ラグビーをけんかと勘違いしており、蹴ったり殴ったりやりたい放題で、あきらかにワザとに頭突きされ歯が半分抜けました。
頭突きされる前に相手と目が合ったのを今でも覚えています。
頭突きした後もにやにや笑ってました。 うらめしや。腹立ってきた
今回折れたのは、その時に神経を抜いて、無理やり押し込んでもらった歯でした。
経年劣化でもろくなっていたのでしょう。
歯医者さん曰く、もともと僕のかみ合わせが悪く、前歯に負担がかかる歯並びだそうです
前歯が折れるというのは、思った以上に精神的ショックが大きいものです。
子どもたちは心配しながらも明らかにひいていました。娘には、近寄らんとって!といわれる始末。
妻は嬉しそうに写真を撮りながら、ずっと爆笑していました。
「あんたみて笑ったの久しぶりやわ」とほめていただきました。
家族ってなんだろう。
現在順調に治療中で、もう仮歯は入っています。
僕はこの件に関してはブログに書く気はありませんでした。
妻に絶対写真はのせるなといわれており、写真がなければこの面白さが伝わらないと思ったからです。
写真をみると、歯のない顔は抜群におもしろいのですが、確かに折れた歯は気持ちが悪いものです。
歯髄というのでしょうか。歯の中が見えており結構グロテスクです。
アップで撮るとひげも汚いし。
そんな気持ち悪い写真載せたらだれも来てくれんなるよ!と写真はNGとなりました。
だからこのことはもうブログには書かずに、そっとしておこうと思っていました。
そしたらなんと。
「あんたが書かんからあたし書いたよ」と勝手に報告されているじゃありませんか。
よっぽど嬉しかったのでしょう。喜んでくれてなによりです。
ただこれはよくない。
書くならちゃんと写真も載せて真面目に伝えたい。隠すことなく。
怒られたら消します。