思春期
思春期の月経トラブル
思春期は、ホルモンバランスがまだ安定していないため、月経周期が不規則になったり、月経痛などの症状がみられたりすることがあります。
思春期によくみられる月経トラブルには、月経困難症(月経痛)、月経不順、過多月経、月経前症候群(PMS)などがあります。
月経困難症(月経痛)
月経中に下腹部痛や腰痛、頭痛、吐き気などの症状が現れることがあります。痛みが強く、学校を休んだり、日常生活に支障が出たりする場合には、治療を検討します。
月経不順
初経から数年間は排卵が不規則なことが多く、月経周期が安定しない場合があります。ただし、月経が3か月以上来ない場合や、不規則な状態が続く場合には、原因を確認することが大切です。
過多月経
月経の出血量が多い状態です。ナプキンを頻繁に交換する必要がある、出血が長く続く、血の塊が多く出るといった場合には、貧血を伴っていることもあります。
月経前症候群(PMS)
月経前にイライラや気分の落ち込み、頭痛、腹痛、乳房の張りなどが現れ、月経が始まると軽快する症状です。学校生活や日常生活に影響する場合には、治療の対象となります。
婦人科受診の目安
次のような症状がある場合には、婦人科への受診をおすすめします。
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月経痛が強く、学校を休むことがある
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痛み止めを服用しても月経痛が十分に改善しない
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月経が3か月以上来ない
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月経の出血量が多い、出血が長く続く
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月経中にめまいや立ちくらみ、強い疲労感がある
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月経前の体調不良や気分の変化によって日常生活に支障が出る
当院での診察・検査について
思春期の月経トラブルでは、まず月経周期や出血量、痛みの程度などについて問診を行います。
必要に応じて、お腹の上からの超音波検査(経腹超音波検査)で、子宮や卵巣に大きな異常がないかを確認します。また、出血量が多い場合などには、採血によって貧血の有無を調べることもあります。
思春期の方では、必ずしも内診が必要なわけではなく、年齢や症状に応じて検査方法を検討します。
月経に伴う症状は、適切な治療によって改善できる場合があります。月経痛や月経不順などでお困りの方は、無理に我慢せず、お気軽にご相談ください。
