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不妊治療を考えている方へ

不妊症について

「不妊」とは、妊娠を望む健康な男女が避妊をしないで性交をしているにもかかわらず、一定期間妊娠しないものをいいます。

日本産科婦人科学会では、この「一定期間」について「1年というのが一般的である」と定義しています。

しかし、女性に排卵がなかったり、子宮内膜症を合併していたり、過去に骨盤腹膜炎などにかかったことがあったりすると妊娠しにくいことが分かっています。

このような場合は、上記の定義を満たさなくても「不妊かもしれない」と考えて検査や治療に踏み切った方が良いこともあります。

また、男女とも加齢により妊娠が起こりにくくなることが知られており、治療を先送りすることで成果が下がるリスクを考慮すると、一定期間を待たないですぐに治療したほうが効果的である場合もあります。

不妊のカップルは約10組に1組と言われていますが、近年、妊娠を考える年齢が上昇していることもあり、この割合はもっと高いとも言われています。

全く病気とは無縁で病院を訪れることのなかったカップルにとっては、不妊ではないかと考えただけで大きな不安をお持ちになることと思います。

まずは健康であることを確認し、人生のプランをたてるために、産婦人科医にご相談ください。

日本産科婦人科学会ウェブサイト不妊症について より抜粋

 

当院での不妊検査・治療について

当院では、生殖医療専門医女性医師が、タイミング~人工授精までの一般不妊治療を行っています。

子宮卵管造影検査や子宮鏡検査、性ホルモンの迅速検査、精子運動能の解析も院内で検査しますので、専門性の高い不妊検査や治療が可能です。

妊活ははじめてだし何から始めたらいいだろう…

不妊治療専門クリニックは敷居が高いな…

そんな方も、まずはお気軽に相談に来てください。

 

受診前のセルフチェック

健康診断を受けましょう

 基本的な健診項目やがん検診、歯科検診などを定期的に受けましょう。

標準体重を目指しましょう

 BMI18.5未満はやせ、BMI25.0以上は肥満です。

 やせも肥満も、月経不順や無月経、不妊症の原因となります。

 また、妊娠後も早産や妊娠高血圧症候群、妊娠糖尿病などの合併症が増えたり、生まれてくる赤ちゃんの体重に影響することも わかっています。

お酒とたばこはやめましょう

 タバコは女性ホルモンの分泌を抑えて月経不順や不妊の原因になります。また胎児の発育にもよくない影響を与えます。

 お酒は胎児の発育、生後の発達にも影響します。

生活習慣の見直しを

 ・バランスの良い食事 ・適度な運動 ・睡眠 ・ストレス軽減 

 

妊娠成立のための5つの基本ポイント

卵子:排卵しているか、いつ排卵しているか 

精子:精液中に前に進む精子が十分あるか 

卵管:卵管(精子や受精卵の通り道)は十分開通しているか(閉塞、狭窄を確認)

着床:子宮の内腔にポリープや癒着など着床しにくい原因はないか

年齢:早期に生殖補助医療(体外受精)を勧める場合もあります

 

「受診前のセルフチェック」いかがでしたか?

不妊スクリーニング検査は「妊娠成立のための5つの基本ポイント」を軸に進めていきます。

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