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妊娠を希望されている方へ

不妊症とは

「不妊」とは、妊娠を希望している健康な男女が、避妊をせずに性生活を続けているにもかかわらず、一定期間妊娠しない状態をいいます。

妊娠しにくくなる原因として、女性に排卵がない場合や、子宮内膜症がある場合、過去に骨盤腹膜炎などにかかったことがある場合などが知られています。

このような場合には、「不妊かもしれない」と考え、早めに検査や治療を始めた方がよいことがあります。また、男女ともに年齢とともに妊娠しにくくなることが分かっており、治療を先延ばしにすることで妊娠の可能性が下がる場合もあります。そのため、状況によっては一定期間を待たず、早めに治療を始めることが勧められます。

不妊に悩むカップルは約10組に1組といわれていますが、実際にはさらに多いとも考えられています。

まずはご自身の健康状態を確認し、これからのライフプランを考えるためにも、お気軽に産婦人科へご相談ください。

 

当院での妊娠に向けた検査・治療について

妊娠の基本は、まず自然妊娠です。
当院では、生殖医療専門医の女性医師が、タイミング法から人工授精までの一般不妊治療を行っています。

妊活は、できるだけ身体と心に負担をかけずにすすめることも大切です。

できるだけ自然なかたちでの妊娠の可能性を大切にしながら、一人一人の状況に合わせて、必要な検査や治療を段階的に提案しています。

当院では子宮卵管造影検査、子宮鏡検査、性ホルモンの迅速検査、精子運動能の解析なども院内で行っており、一般不妊治療の枠内でありながら専門的な不妊検査や治療に対応しています。

「妊活を始めたいけれど、何から始めればいいかわからない」
「不妊治療専門クリニックは少しハードルが高い」
そんな方も、まずはお気軽にご相談ください。

また、他院に通院中の方でも紹介状をお持ちいただければ、子宮鏡検査や子宮卵管造影検査のみの受診も可能です。詳しくはお電話でお問い合わせください。

診察や検査の結果によっては、体外受精・顕微授精などの生殖補助医療(ART)が可能な専門施設をご紹介する場合もあります。(例:38歳以上・AMHが非常に低い・重度の男性因子など)

 

妊娠成立のための5つの基本ポイント

卵子:排卵しているか、いつ排卵しているか 

 月経周期、基礎体温の測定などが参考になります。

精子:精液中に前に進む精子が十分あるか 

 不妊症のカップルの約半数は男性にも原因があると言われています。まずは精液検査を行ってみましょう。

卵管:卵管は十分開通しているか(閉塞、狭窄を確認)

 卵管は精子や受精卵が通る大切な「道」です。

着床:子宮の内腔にポリープや癒着など着床しにくい原因はないか

年齢:早期に生殖補助医療(体外受精)を勧める場合もあります

 

基礎体温

基礎体温とは、生命維持に必要な最小限のエネルギーしか消費していない安静状態にあるときの体温のことです。通常、朝、目覚めてすぐ横になった状態で測定します。

基礎体温を測ることで、女性の体温がホルモンの影響で「低温期」と「高温期」の二つに分かれることがわかり、排卵日、月経のタイミング、妊娠の可能性などを知ることができます。 

基礎体温の高低差は、約0.3~0.5℃程度なので、風邪の時などに熱を測る通常の体温計ではなく、小数点以下2桁まで測れる婦人用体温計を用意しましょう。

 

<ルナルナを利用した受診の案内>

当院は”ルナルナメディコ”を導入しています。

 

「ルナルナ」「ルナルナ体温ノート」で月経周期や基礎体温を記録している方は、「ルナルナデータ番号」を提示してください。カルテPC上で月経周期や基礎体温を医師と一緒に確認することができます。

「ルナルナ体温ノート」とBluetooth連携し、体温を測定すれば手入力せずに自動でアプリに記入してくれる基礎体温計(オムロンMC-652LC)もあります。

 

予約について

・妊娠希望の方で、受診のタイミングがわからない場合やご夫婦で受診を希望される場合、またはWEB予約で予約がとりにくい場合は、お電話でご相談ください。 

089-931-1242 婦人科内線2番

受診前のセルフチェック

健康診断を受けましょう

 基本的な健診項目やがん検診、歯科検診などを定期的に受けましょう。

標準体重を目指しましょう

 BMI18.5未満はやせ、BMI25.0以上は肥満です。

 やせも肥満も、月経不順や無月経、不妊症の原因となります。

 また、妊娠後も早産や妊娠高血圧症候群、妊娠糖尿病などの合併症が増えたり、生まれてくる赤ちゃんの体重に影響することも わかっています。

お酒とたばこはやめましょう

 タバコは女性ホルモンの分泌を抑えて月経不順や不妊の原因になります。また胎児の発育にもよくない影響を与えます。

 お酒は胎児の発育、生後の発達にも影響します。

生活習慣の見直しを

 ・バランスの良い食事 ・適度な運動 ・睡眠 ・ストレス軽減 

 医療保険の加入状況を確認

不妊検査や治療は、原則として保険診療で行われますが、内容によっては保険適用外となる検査・処置が含まれる場合があります。
また、治療の段階によっては体外受精・顕微授精などの生殖補助医療や、先進医療を用いた検査・治療が必要になることがあります。(当院では未実施)

高額療養費制度の対象となる場合もありますが、治療を本格的に始める前に、医療費の負担や医療保険の保障内容について確認しておくことで、安心して治療に臨むことができます。

 

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