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道後散策②

[2024.11.18]

そんなわけで続きでございます。

 

昼食におにぎりを購入したとこでした。 食べるところを探さにゃいかん。

育ちがいいので食べ歩きなどはしません。ふらふらと歩きます

 

 

本館の横の坂をのぼったところに足湯があり、その横のベンチがあいていました。

 

ここはじめて来ましたが、道後温泉の本館が一望できます。

 

こうやってみると、本館は非常に複雑なつくりをしており、無限城に見えなくもないな、などと思います。

 

最初にバスから降りてきた外国人の集団がホテルに入っていきます。

 

 

 

おにぎりをゆっくり頬張りますが、いかんせんすぐにおわります。

 

いつまでもここにいるわけにはいかない。まだ一時間以上ある。

 

 

 

そこでわたくし、久しぶりに伊佐爾波神社に行ってみようかと思ったわけです。

 

この神社は長い階段の上にあり、道後の駅からきれいにみることができます。

 

鳥居があって階段があって、その先に神社がある様は、映画に出てきそうなきれいな絵になっています。

 

 

 

 

坂の上の神社には数人しか人がおらず、僕以外は全員が外国人の方でした。

 

ここは日本人代表として、きちんとしたお参りのマナーを見せなければいけない。

 

 

しっかりと背筋を伸ばし、恭しく2礼2拍手1礼をし世界平和を祈ります。

 

しかと見ろ、これが本場の参拝じゃい、と外国の人たちの感服したまなざしを期待しましたが、振り返ると誰もいない。

ズコー。

やっぱり邪念があるといかんですわ。

 

 

さあまだ時間があるぜということで、伊佐爾波神社の奥にある宝厳時にも足を延ばします。

 

 

初めて参拝しましたが、とても落ち着いた雰囲気の厳かな神社でした。

 

一遍上人の生誕地とのことで、資料館等もあります。

 

本堂の中には、新しいですがきれいで迫力ある仏像様が祭られており、ちょうど誰もいない時間でしたので、何とも言えない厳粛な時間を過ごすことができました。

 

なぜ寺社仏閣に来るとこんなに落ち着くのだろう。

何とも言えない安心感があります。

 

 

体の中にある日本人のDNAがそうさせるのでしょう。

 

数百年もの間、たくさんの人が祈りをささげてきた場所は、やはりなにか不思議なパワーが満ちています。

 

 

 

まだ時間があります。

長い坂をのぼったせいでまた汗もかいてしまった。

 

 

というわけで最後の仕上げに飛鳥の湯にも勢いで行ってしまいます。

 

 

ここも2階には上がらずお風呂のみ楽しみます。

 

 

ただもうすでにあつい。

 

 

はいるのしんどいなと思いつつも、ここで行かなければまた数年いかないと思い意を決します。

 

 

 

 

 

 

たまたま県外から来られた人たちのグループと同じになります。

 

 

小さな半屋外の露天風呂があり、すでにあつかった僕はそちらに向かいます。

そうすると先ほどのグループの人たちも露天にきて、一緒にはいることになりました。

 

 

さあこまった。

 

容赦ない時間無制限一本勝負がはじまります。

もう本館で温泉は堪能しており、そんなに長くはお湯に浸かれない。

 

 

しかしすぐにあがると根性なしと思われる。

 

地元の人間としてそれだけは避けなければならない。

 

結構自分はいつまでも長いこと浸かっているのが得意というか好きなのですが、さすがに同日2回目となるとちょっとしんどい。

 

 

ただ一緒に浸かっている人たちは、こちらが本日2回目の入浴など知る由もなく。

 

 

こうなったら命がけじゃ、と根性を決めます。

 

 

が、そうこうしていると、グループの仲間が二人ほど入ってきました。

露天は狭いので、全員は湯船に入れません。

 

ここしかない!

すごく自然な感じで、「あ、ここどうぞ~」といかにも気の利くおっさんの感じで出ることができました。

 

 

風呂上がりのお茶のおいしかったこと。

 

 

なんとあたくし、道後で15000歩ほど歩いておりました。

 

道後おそるべし。

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