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最近の発熱外来

[2023.07.27]

毎日びっくりするくらい暑いですね。

夏休みになった子供を学童に自転車で送っていくと、職場につく頃にはシャツがびっしゃりです。

 

 

コロナウイルスが流行っていますね。

 

発熱外来も毎日必ず数名は問い合わせがあり、調べると結構な割合で陽性になります。

 

症状は様々です。熱がしっかりでてしんどい人もいれば、熱はもう下がったけど、と来られる方もいます。

頭痛がメインの方もいれば、嘔吐を主訴に来られる方もいました。

 

 

自分が以前に罹患した時は喉が痛かったですが、やはりのどが痛む方が多い印象もあります。

 

 

ただあくまで個人的な印象ですが、風邪症状はありつつも、軽症の方がほとんどな印象があります。

 

 

もちろん高齢の方や基礎疾患ある人は注意が必要とはおもいますが、あくまでクリニックに来られる方限定ですと、本当に普通の風邪と変わらない印象です。

 

 

治療はといいますと、基本は対症療法です。

 

ウイルス感染なので抗生剤がきくわけではなく、結局ご自身の免疫力で戦うしかありません。

 

 

当院に来られた方には、その戦いを助けるお薬を処方します。

 

咳や鼻水がしんどいから止める薬を欲しい、熱さましが欲しいとこられるかたもいらっしゃいます。

 

しんどいですので、早く症状を楽にできたらとは思いますが、咳も鼻水も熱も、体がウイルスとたたかう防御反応です。

 

 

無理やり薬で止めてしまうと、悪化するし治るのが遅れてしまいます。

 

 

ですから当院での処方薬ですが、基本的には咳止めはお出ししていません。

(咳がひどくて夜眠れない、などという時は相談します)

 

また熱さましも処方しますが、熱がしっかり上がるまでは使用しないように説明させていただいてます。

 

37度をちょっと超えたくらいで、しんどいからと熱さましを頻用していたら、なかなかウイルスをやっつけることができません。

 

鼻水も大事な防御反応です。ですので出しやすくするお薬を処方します。

 

 

 

昔は真夏に発熱患者さんが毎日来院されるなどと考えたこともありませんでした。

 

症状は軽くなってきたといっても、やはりコロナは新しい、これまでとは違った感染症なのでしょう。

 

 

ただ過度に恐れることはないと思います。

 

 

やっと堂々とマスクを外して散歩できるようになりました。

 

子供たちの笑顔もしっかり顔全体でみられます。

 

 

みなで乗り越えていきましょう!

 

 

 

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