散歩
ゴールデンウィークです。
最初の2.5連休が終わりました。
うちは子供達がそれぞれ予定があり、すごく久しぶりに予定のない、妻と二人で過ごす休日となりました。
勤務医の頃は、緊急呼び出しに備える待機であったり、入院中の患者さんのことが気がかりだったり、なんやかやありましたが、本当になにもない休日でした。
・・・・・・ やることがない('ω')ノ
食事に行くのもめんどくさい。なんなら食べるのもめんどくさい。テレビはおもしろくない
買い物は人が多いからしんどい
ダラダラするのが最高だけどこれでいいのか。
2時間くらい同じ姿勢で携帯のショート動画を見るというクソみたいな時間の使い方をしてしまい。
いつも子供たちに、
「そんな動画ばっかりずっと見るな!そんなのみすぎるとバカになるぞ!パパの子供の頃は外で走り回って、本を読んで、それで成長したんや!うんぬん・・・!」
と偉そうに言っていましたが、このショート動画というものがおもしろいんです。
次々と面白い動画がでてくるので、辞めるところが見つからず。ついつい見続けてしまう。
これは恐ろしい。面白いけどこれはよくない
垂れ流される面白い動画をずーっと見続ける。情報を無駄に受けるだけで、なにも考えない時間が延々と続いてしまう。
ナルトの無限月夜見で眠らされた人間みたい。あなおそろしや。
話がそれました。
そんなこんなでとりあえず犬の散歩行くか、と結局休みの間に6回くらい散歩に行きました。
幸い近くに堀之内やお城山があります。歩いて城山に登っても頂上まで30分かかりません。
散歩はいいですよ。リフレッシュされる。
ただ散歩きもちいいとか思ってると歳とったなあ、と実感します。
木が茂り涼しく、人もほとんどいません。
遠くで人の声がするけど、ここは静寂。
僕はここでいつも孤独と向き合うわけです。
どうして子供たちは
「やることなーい、ひまー」
と言ってたのに、散歩にはついてきてくれないのだろう、と。
どうしてこの天気のいい休日の真昼間に一人で堀之内を歩いているのだろう、と。
思えば僕も小さい頃、父が散歩に行くのについていくのを嫌がった覚えがあります。
いつも親父が一人で犬の散歩をしていました。不思議なもので、犬を飼う時は子供が「絶対世話するから!散歩も行くから!」といって飼うことになるのですが、最終的に散歩に行くのはいつも父一人となります。デジャブ。
しかもそのうち、「パパは散歩好きやな~」とか言われるようになります。
行きたいわけじゃないけど、君たちがいかないから行くんだよ、と思いながら黙って出かけるわけです。
別にいいけど。
たまに堀之内の2階でイチャコラしている高校生くらいのカップルがいます。
横を通る時にお互い非常に気まずい。犬は気にせず寄っていこうとするし。
逆に俺たち関係ないぜ!みたいにイチャコラ続けるカップルもいますが。そんな時はこちらも堂々と見ることができます。
気持悪いと思われてるのかなー
天気のいい昼下がりにゆっくりと散歩していると、しあわせをかんじる一方で孤独も感じる。
散歩おすすめです。