インフルエンザ
インフルエンザが流行しています。
かわりにコロナ感染は減ってきている印象です。
以前はインフルエンザといえば、11月頃から始まって、年末くらいにピークを迎えていましたが、今年は8月頃から感染者がみられました。
今は学級閉鎖となっているところも多いようです。
インフルエンザの潜伏期間は1〜2日と非常に短く、発症する1日前から感染力を持っています。
そのため、誰かが発症した時点で既に家族中に感染していることもあります。
典型的な症状としては、急激な発熱や悪寒戦慄、のどの痛みなどの上気道症状や筋肉痛、関節痛があります。
38度以上の高熱が3、4日持続した後、解熱していくという経過を辿ることが一般的です。
診断は鼻腔からの抗原迅速診断キットでおこないます。
抗原検査は5分〜10分ほどで結果が出ます。しかし、発熱から12時間以上経過していない場合、ウイルス量が十分でなく正確な検査結果がでない可能性もあります。
「家族がインフルエンザで、自分も熱が出たからきました」
「学校で突然震えが来て、熱が出たから帰ってきました。いまクラスでインフルがはやっています」
など、普通に考えるとインフルエンザだと思いますが、時間が経過していないと検出されないことがあります。
インフルエンザワクチンが毎年足らない、などと話題になりますが、今年はまだ余裕があります。
めっきり朝晩が寒くなってきており、いよいよシーズンが始まったな、という感じです。
しっかり手洗い、うがいで予防しましょう!